• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

あ~、まだ暗いのに暑い!でもイライラせずにいきましょう!モリ介(仮)です!

出がけの、車の車外温度計はなんと28℃!天気予報の最低気温とはちょっと違う。

涼しくて風通しの良い百葉箱の温度計とは、そら違うよね。盛岡の観測所は

少々標高の高い所にあるし!結局イライラしてるのは、自分か。すみません。

気を取り直して、今朝はベニサケです。営業担当から、新物塩ベニサケを

見せてくれるとの連絡があって、早速写真を撮ってきました。

居酒屋さんや鮮魚店さんのディスプレイで、ご覧になったことのある方も

いらっしゃると思うけど、木箱です。丸に特が3つあるのは等級(多いほうが上級)、

「SK」はブランド、丸に紅はベニサケ、7は7尾入りということ。

「沖獲り」は文字通り、沖合での漁獲のことで、「魚に脂がある状態で獲りました」

という意味みたい。ちなみに、1箱で17.5キロの重量で、7月ぐらいから

搬入は始まっていたらしい。特別にフタを外して中身を見せてもらうと、

ピカピカの銀色の魚体に塩がまぶしてあります。これ絶対旨いやつ!

担当によると、漁獲されたのは、カムチャッカ半島まではいかない、

千島列島沖合の海域とのこと。産地は「ロシア産」の表記。

この写真には写ってないけど、タグがついてる。これによると、

ロシア船が漁獲したものを塩釜の工場で加工した、とある。

昔から最上級品の評判をとり、脂質抜群、とも。

でも最上級としては「本チャンベニサケ」なんかも、かつてはあったような。

正直言います。タグの写真も撮ったんだけど、手ぶれで文字が判然としない。

年のせいか、アルコールのせいか、とにかくやばいなこりゃ。

実は、木箱と一緒に、定塩ベニサケフィーレを見せてもらったんだけど、

今日は長くなってしまったので、また今度ご紹介します。

暑さを口実にした、ビールの飲みすぎには注意しましょう。モリ介でした!