モリ介です、こんにちは。週の後半戦へ突入。本日もお伝えしてまいります。明日、明後日も暑いみたいですね。でも、来週は少しおさまりそう。ちょっとの我慢でしょうか。暑さが本格化する前に、体を慣れさせることも大事みたいですよ。
ついつい頭に血が上ってしまった、ベニコウジに関する話のつづき。ベニコウジ原料については、もうなんの情報もないんですが。ベニコウジ色素に関して、でございますよ。実は、ある加工品メーカーの営業さんからお話を聞く機会があった。そのメーカーさんは、ベニコウジ色素は一切使用してなかったので、ベニコウジ問題、静観の構えだったそう。ところが、某量販店のバイヤーさんから、赤の色素を使ってる商品について、発注を一旦停止する、との連絡があった。ベニコウジとは、何の関係もないのに。当社で取り扱いしてる、練製品を例にとるならば、カニカマや板カマボコの赤とかナルト巻なんかは、赤の色素を使ってる。当社の扱い以外だと、お菓子とか梅干しとか紅ショウガなんかも色素使用。全部棚から外すの? ケチャップだって、色素を使った商品もあるし。結局は、発注は継続されたそうだけど、とばっちりもいいところ、ですよね。何がやり玉に挙がるのかが分からない、という判断から、そのような話になったらしい。一部の思考停止した消費者を相手にしなければならない、とはいえ、極端すぎませんかね。前にも書いたけど、食品添加物を毒扱いしてる風潮、モリ介は、正直違和感がありますね。
大昔だけど、昭和30年代に生まれた日本人は40歳まで生きられない、みたいな話もありましたよ。その大きな理由が、食品添加物。チクロみたいな、その発がん性ゆえに禁止された添加物もあったし。あ、チクロは日米では禁止だけど、認められてる国もあるそうです。ちなみに、チクロは人工甘味料。自然な甘味が特徴だったようですよ。モリ介はまだ子供でしたが、それまで飲んでたものが、突然ダメ、となって、びっくりした記憶があります。確かに、添加物まみれの暮らしをしてたかもしれないけど、モリ介、まだピンピンしてる。それこそ、戦時中を経験し、何を喰わされてたかわからない、モリ介の老親二人もまだ存命。変なデマに惑わされず、バランスよく食事をするのが、一番ではないですかね。
なんか少しスッキリしたので、今朝の卸売場へ。物量はあまり多くない。鮮魚品だけだと、ネタが厳しいかな~、と思っていたところで、目に入ってきた、この赤。
キンメダイやキンキなどとは違う、オレンジ色に近い赤。大分県産のアカハタ、3尾入りで2.1キロです。お値段もそこそこお高いです。調べてみると、熱帯域から温帯域までが生息地で、東京都産もあるようですが、それは伊豆諸島産。このような魚が三陸でも漁獲されるようになれば、”いよいよマジでヤバイ”って話になるんでしょうか。調理法としては、刺身、煮る、焼く、揚げる、マルチにいけるようです。なんでも、昔は、赤い色の中華素材として重要な存在だったんだとか。色素もない時代ですしね。
そしてお次は、この魚を見かけるたびに、サンマが恋しくなる、あれ。
長崎県産のホンカマス、5キロ、18尾入りです。30センチは楽勝でありますよ。標準和名はアカカマス。確か、去年も記事にしたんですよね。三陸で獲れるミズカマスとはちょっと違います。ミズカマスの標準和名は、ヤマトカマスというんだそう。実は調べてみると、もっと色々種類がカマスにはあって、もしかすると違ってたりするかも。市場入荷は、だいたいがホンカマスとミズカマス、と載ってましたので、とりあえずそういう事にさせて頂きます。色とかだったらまだ判る部分もあるけど、ヒレの形が…、という話だと、正直手に負えない。すみません。このブログは、だいたいこんなレベル。でも、何か指摘事項があれば、ご連絡ください。訂正記事を掲載いたします。そういえば、カマスの塩焼き、食べたことがあったかも。サンマの、旨味があって身がしっかりした感じとは違って、カマスは、ふんわりした肉質だった記憶が。皮の食感も独特だし。ん? このこと、前にも書きましたっけ? 覚えてないんで、まあ、いいとしましょうか。
そろそろお時間なので、このへんで。あ~、日差しが厳しそうですね。体調管理には、ご留意くださいね。モリ介がお伝えしました。また明日。