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モリ介です。明けましておめでとうございます。違うか。

昨年12月の最後の投稿にて、腰の不調に触れておりましたが、12月10日の昼寝後、突然歩行不能になりまして、なんやかんやで、今朝、シャバに出て参りました。

突然、三か月半ものお休みをいただくことになり、皆様方には、ご迷惑とご心配をおかけしました。本当に申し訳ありませんでした。

まだ、長時間の立ち仕事には不安がありますので、少々セーブさせていただきながら、徐々にペースアップしていきたいと思っております。

本当は、色々と泣き言を書き連ねたいところではありますが、市場卸のブログとしてはちょっと…、ということで、今朝のご紹介へ。

ほぼ浦島太郎状態なもんで、売場に入っても、あまりピンと来ない。

入荷量も全体的にそれほど多くない中、ちょっと目立っていたのが、このパレットの山。

宮古産の活毛ガニです。

真ん中のパレットにある箱を開けてみると…。

脚を折りたたんだ状態で、横幅20センチ弱ぐらいでしょうか。10匹の毛ガニがお出ましです。もちろん「活」ですので、生きてますよ。

左下の毛ガニ君が、目覚めて動き出しそうだったので、慌てて写真を撮って、グリーンパーチと氷をのせて、フタを閉めました。

グリーンパーチって、マグロのブロックなんかを包んだりする、緑色の紙のことです。

ブログとしては、元気に動き回る毛ガニ君の様子をお伝えしたいところなんだけど、一旦箱から出てしまうと、再び箱に収めるのが大変なんですよね。

何といっても売り物なんで、脚が折れたりした日にゃ、営業担当に迷惑がかかるんで。

担当者によれば、2月あたりに比べて、だいぶ価格も落ち着いてきた、とのこと。

本来は、1月~2月にお伝えしておくべき魚種ではあるんですが、入荷が少々まとまり、価格も下がった、というわけで、本日のネタに。

こちらの箱は、宮古の北、普代産です。

元気すぎる毛ガニ君がいると面倒なので、中は開けませんでした。

価格が落ち着いてきた、とは言いましたが、先の10匹入りサイズで、1匹あたり2千円台中盤ぐらいの小売価格かと。

なかなか簡単に手を出せる価格ではありませんな。本当の高級食材ですね。

昔は、手のひらサイズの活毛ガニが、1匹150円ぐらいで買えた記憶がありますけど。世の中変わっちゃいましたね。

ちなみに、活毛ガニの数え方なんですが、「1パイ、2ハイ」は調理済みであったり、ボイル済みである場合の数え方で、活きている場合は「1匹、2匹」なんだそうです。わからなくなって、慌ててネットで調べました。ウン十年日本人をやっていてもこの有り様ですよ。外国の方にとっては、ハードルが高すぎますな。

いやー、復帰したはいいけど、ペースが全然つかめない。仕事勘もぜんぜん働かない。あー、ネタに苦労しそうで、明日が怖いです。

というわけで、今日はここまでにします。このブログって、こんな感じでいいんだっけ?

モリ介でした。また明日。

追記 アイキャッチ画像を設定しました。