• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

こんにちは。モリ介です。新しい週の始まり。今週もお届けします。

モリ介は、今週から、時短勤務を終了し、通常業務に戻ります。この記事をアップしてから、3時間ほど作業に従事します。ま、アルバイト的な感じなんですけどね。で、先週、最後の特別治療を終えて、整骨院の先生に、「お仕事頑張って下さい」と送り出していただきました。とはいっても、左首と左肩の痛みに症状が戻っただけで、引き続き、週に2~3回の施術は必要なんですけどね。

不思議な事に、今回の右臀部の痛み、最初は、腰の真ん中の痛みというか違和感というか、何か腰が伸びない感覚からの、突然の激痛。激痛が始まってからは、首も肩も、腰の真ん中さえ、全く痛まない。右臀部だけ。

長年の生活の中で、骨格がゆがみ、腰の真ん中の痛みをきっかけに、全ての歪みが右臀部に出た、というのが、整骨院の先生の見立てであり、モリ介もそのように考えざるを得ない。昼寝の2時間半後に、突然起き上がれない、なんて変でしょ。ということは、「骨格のゆがみ」という爆弾を抱えたモリ介はどうすべきなのか。上半身の不具合が下半身に影響しないようにしないといけない。そこで登場するのが、上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉、腸腰筋(ちょうようきん)の存在なんです。あ、また長くなった、以下次号。

今朝の卸売場は、珍しい商材も含めて、撮れ高もそこそこありましたよ。余裕をぶっこいて、ネタ渋滞中なんでほざいた日にゃ、すぐ窮地に追い込まれるんで、謙虚に行きましょう。まずはこれ。

ご存じビンウニです。岩手でしか手に入らない、水産商材の代表格ですね。山田産の150グラムサイズです。3月から試験操業も始まっていたようですが、やっとシーズンインです。ゴールデンウィーク明けには、各地の浜でも入札が始まるらしいので、本格化はその頃でしょうか。6月の父の日商戦では、あちこちのお店で拡販されるのが通例です。ですが、ホントに欲しい時に海がシケたりして、入荷がなかったりするのも、よくある話で…。お盆に帰省された方にも、楽しんでいただけるよう、順調な漁を期待したいですね。

写真でもお判りいただけると思いますが、ビンに詰まっているウニも、大き目でなかなか立派。細かいヤツが一杯詰まっている感じだと、お安めになるんですが、このくらいの上物だと、走りでもあるので、小売価格で片手では全然間に合わないかと。

一箱で25本入りです。このひと箱で、結構な金額。

そして、やはりこれからの商材なんですが、お馴染みの養殖物ではなく、天然のこれ。

産地の詳細は聞きそびれましたが、岩手県北部産の天然カラホヤです。担当者によると、産地から案内があって試しに仕入れたが、思ったより大きくて良かった、とのこと。すでに売約済みで、お客様が引き取りに来られる前に、写真だけ撮らせてもらいました。

昔だと、養殖カラホヤは、大き目サイズでも、小売価格1個100円が当たり前でしたが、今はなかなか難しい。ましてや天然ものですから。おそらくですけど、千円札のご用意が必要なレベルかと。

左上の個体をアップにしてみました。養殖ものの比較的つるっとした見かけと違い、とげ状のものが一杯ですよね。モリ介でも見分けがつきます。で、天然ものは漁次第なんですが、問題は、三陸産の養殖カラホヤ。海水温が高いせいで、生育が悪く、最盛期と言われる6月まで品物があるかどうか、怪しいらしい。5月には終了する可能性もあるみたい。7月の夏真っ盛りに、プロ野球のナイターを見ながら、ホヤの酢の物でビールを一杯。そんな光景も、今年はおろか、2~3年は難しいんじゃないか、との観測も。

夏にはまだまだなんですが、ホヤを楽しみにされている皆様、出来れば今月中に、ご賞味くださいませ。あ~真夏の楽しみが、また一つなくなっちまった。こういう記事は、あまり書きたくないんですがね。知らんぷりも出来ないんで。

というわけで、今日のブログはここまで。ちょっと珍しめの写真も押さえてあるんで、また明日以降に。モリ介がお届けしました。