今日もよろしくお願いします。モリ介です。
2、3日前まで、日中は窓を開けてもいいくらいの陽気だったけど、やっぱり冬はやってきた。
今日も気温は上がらないらしい。明日の朝なんか、霜でも降りちゃうんじゃないの?
インフルエンザも流行ってるみたいだし、皆さんも暖かくしてお過ごしくださいね。
11月11日は、鮭の日。ホットメニューのチャンチャン焼きなんかにどうでしょう? みたいな感じで、秋サケでも紹介したかったけど、なんせ物が少ない。
北海道産の生スジコと生イクラは、売場でも多少の存在感を発揮してたけど、身の方はあんまり。
北海道もそろそろ終了が近いはず。
本来は、三陸産や日本海産の姿も見える頃なんだけど。やっぱり不漁は深刻なんでしょうか?
岩手県産の秋サケは、浜の方で、塩漬けや干されたりする需要が高いので、生での市場入荷は、期待薄かもしれませんね。
わずかに望みがあるとすれば、昨年の北海道産秋サケ漁は、最終盤での伸びが、いい数字に繋がったので、今年も可能性がゼロではない。
もうそこに期待するしかないかも。
豊漁というには程遠く、近年ではまだまし、という感じだったんですけど。
三陸産の不漁を見越して、北海道産のイクラ原料手当ても、どうやら進んでるみたいです。
我々がお正月に手にする醤油イクラも、岩手県産ではなく、北海道産原料ものが大半、ということになるんでしょうか。
こんな感じじゃ、鮭の日が11月っていうのも、厳しいかも。
春~初夏あたりに、養殖鮭の日、ってどうですかね。
厳しい鮭の日の話題はこの辺にして、少し期待感がある、カニの話へ。
お正月で食べる食材は色々ありますが、年間でお正月ぐらい、となると、餅とかカニじゃないですか。
マグロも寿司も、お正月だけ、ってことはないでしょ?
まずはタラバ。食べ甲斐があるカニ、となればタラバガニ。ここ何年かは、とにかく高かった。
何で?って、漁がおこなわれるアラスカでは、2021年、2022年と2年続けて禁漁になってたからなんです。資源保護のためにね。
だから、ロシア産が出回りの主体だったんだけど。
ところが、ウクライナ問題で、アメリカ国内の消費が減少。結果、アメリカ向け原料が余り、相場が下落、という流れに。
来年以降の相場は、再び上昇、というのは大方の予想らしく、お得感のある今が買い時でしょう、という結論になるわけ。
そして、ズワイガニ。鳥取産の松葉ガニが、何百万もの高値で取引されたらしいけど、あれもズワイガニだよ。
もちろん、鮮度や身の入り具合や、刺身で食べられたり、とかの、ブランドとしての価値は、充分あると思うし、初物という価値も認めざるを得ない。
でもやっぱりズワイガニはズワイガニだから。別にケチをつけるつもりではないですよ。
モリ介は、そういった類にあんまり興味がないので、お安い時に、たっぷり食べられるのがうれしい。どちらかと言えば、味オンチの部類なので。
で、ズワイガニもタラバと同じく、アメリカの需要減退のため、相場は下落状態。
すでに相場の底打ち感が出てるみたいだけど、高い原料を抱えたメーカーさんの処分品が多く出回ってるため、タラバと同じく、今がチャンスみたい。
ズワイガニについては、昨年の5割増しぐらいのボリュームパックも出てるようで、年末年始のカニパーティー、おすすめです。
そういえば、大手回転寿司チェーンでも、カニネタを派手に宣伝してる。
すでに棒状に殻をむいている、いわゆるカニ棒製品も、昨年比3割以上も安いみたい。
手巻き寿司で、カニ棒てんこ盛り、なんてのもいいんじゃないですか?
担当者に協力してもらって、カニ製品の写真を撮りました。ご紹介しますね。
まずはロシア産のタラバガニ、5Lサイズで、1キロあります。
食べ応えありそう。カニ酢でムシャムシャ、ってのもいいか!
そしてお次は、ロシア産ズワイガニ。2キロ入ってます。
”太脚”ってあるけど、タラバに負けないくらい太い!
実はこれは、ズワイガニの中でも大きな”バルダイ種”という種類。
よく見る細めのやつは、”オピリオ種”といいます。
この際だ、バルダイで行っちゃいましょう!
最後に変わり種だよ。
タラバ400グラムとズワイ400グラムの、一緒盛りパック。
「味くらべ 贅沢盛り」とある。モリ介はこういうの、初めて見た。
あ~なんかワクワクする~。
忘年会で食べ、クリスマスで食べ、年末で食べ、正月でも食べたい。
今月中に、一回カニの練習、しておこうかな?
お店のチラシでも、結構派手な扱いになるんではないでしょうか。
せっかくのチャンス、逃さないようにしたいものですね!
そろそろ締め切り時間も近いので、今週はこの辺で。
モリ介がお届けしました。また来週。