• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

こんにちは。管理人のモリ介(仮)です。

卸売場に出勤してみると、なんとな~く

魚も少なめ。

連日の猛暑で、表面の海水温が高く、

魚も海の底のほうに潜っているんだそう。

おまけに、岩手は、7月・8月の2か月間、

トロール漁が禁漁となっています。

トロール漁とは、底引き網漁の一種。

底に潜った魚を漁獲するのも一苦労、

ということらしいです。

そんな中、ひときわ鮮やかな

オレンジ色を発見!

久慈から送られてきた、卵を抱いた”わたりがに”でした。

この卵、”外子(そとこ)と呼ぶんだそう。

ん?ということは内子もあり?

担当者によると、内子(うちこ)なるものもあって、

こちらは卵巣。

ただし、内子がおいしくなるのは、11月以降の

冬の時期らしい。

今の時期はオスが旬といわれるようです。

調べてみると、この外子、

かにみそのような濃厚な味とは少し違って、

しっかりと味をつけた方がいいらしい。

せっかくなので、甲羅側も撮ってみました。

甲羅だけでも15センチぐらいあって、でかい!

”ずわいがに”や”たらばがに”ばかりが”かに”じゃないな。

こんなふうに思った、モリ介でありました。

今日はここまで。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。