こんにちは。モリ介です。週明けの月曜日、お送りしてまいりましょう。
モリ介が休みの度に、ウォーキングしてるのは、前にお話しさせていただきましたが、昨日は、久しぶりに、かの有名な朝市へ。っていうか、神子田(みこだ)の朝市ね。別に伏せる必要はないか。がっつり買う気がなければ車も必要ないくらいの、近くもないけど、なんとか歩ける距離にある。昔は、今ほど色々なお店は無かった記憶が。花とか野菜とか魚とか、素材系がメインでしたね。さらにさかのぼって、モリ介が幼少の頃は、確か、明治橋の近くに朝市がありました。明治橋と下ノ橋方面と南大通方面の、信号のある三叉路、のあたりにあったはず。これは、記憶がはっきりしてるので、間違いない。で、ここからビミョーな感じなんですけど、神子田に移る前に、通りの反対側に一度、移転してませんでした?昔の青果市場の跡地で、朝市が再度移転した後、しばらくバスの営業所だったところ。バスの営業所があったのは、絶対間違いないですけどね。そこまで歩いてバスに乗ったことがあるもん。今はなんだろ。駐車場になってるのかな?
朝市では、色々な物を見かけるけど、朝市ならでは、といえば、この時期は山菜。そろそろ終盤近いので、ウルイやウド、ミズなんかが多い。あと、ヒメタケや、自分たちで茹であげたであろう、ワラビの水煮なんかもありましたね。ヒメタケって、今はネマガリタケって言うの? なんか、最近まで聞いたことがない名前なんですけど。なんてことを考えつつ、歩きながらモリ介、重大なことに気づいた。山菜の時期に紹介すべき商材があったことに。少しづつ取材はしてたんだけど、タイミングを失ったまま、忘れてました。ということで、商材の紹介は後半に。
まずは、今朝の卸売場から。特殊鮮魚課の売場にあった、この魚。
モリ介は、姿を見ても、何の魚かわかりませんでした。答えはメジナ。大分県産の3尾、3.4キロです。あぁ、そんな魚の名前は聞いたことがあるけど、全然ピンと来ない。目のあたりが特徴的にも感じるけど、ちゃんと見た記憶はないかも。調べてみると、特に西日本での釣りシーンでは、メジャーな魚なんだとか。刺身にした写真を見たけど、タイみたいな感じ。でも、脂は強め、とのこと。煮ても焼いても良し、の何でもいける魚のようですね。天候の兼ね合いもあって、今日の相場はややお高め、ということでした。
それでは、冒頭にお約束した、山菜の季節に欠かせないお魚、といっても鮮魚ではなく、加工品なんですけど、ご紹介を。まずは、中身が何だかわかりませんよね、の写真から。
木箱の中身は、身欠ニシンです。厚さ4~5センチの木箱が、これまた4~5段重ねてバンドがかけてあります。これは、1枚500グラムの10箱合わせ。中身を取り出すには、木の板をはがさなければなりません。これは売約済の商品なので、写真もここまで。原料産地は、オランダとかロシアがメイン、とのこと。アラスカでもニシンは獲れますが、円安のせいもあって、商社さんが、あまり日本に持ってきたがらないんだとか。日本以外の国にバンバン売れてるようです。
お次は、何とか安定供給が続いている、これ。
カツオの生利節。気仙沼の前浜原料を使用した製品。サイズも色々ありますね。でも、生利節といえば、岩手県の人はこっちなんじゃないかと。
サバ、の生利節です。実は、なかなか写真を押えられなかった商材。原料は、三陸産のマサバ。少々小さ目サイズです。これよりも大きいサイズの商品は、原料不足で、供給がタイトな状況のようです。でも、サバ生利節って、岩手・宮城あたりしか食べてないんですね。なので、製造メーカーさんも、今では2~3社ぐらいしかないんだとか。カツオの方は、静岡あたりでも作ってるようなんですけどね。
そして、漁獲量が絶望的になり、製品の写真撮影が出来なかった、これ。写真は、取り扱いメーカーさんの、商談用のものをお借りしました。
その商材は、小女子。3月中旬の各地の漁もほとんどダメ。宮城の試験操業に至っては、1匹しか獲れない有り様。なので今年は、品物は無し。佃煮関係は、中国原料等で、商品はあるけど、こちらの方の原料も、今後不透明なんだとか。今シーズンの山菜は、しらす干しをご利用ください。何年か前は、全国的に漁模様が良くない中、石巻で漁がまとまって、浜がウハウハだったこともあったみたい。噂の域を出ないんですけどね。関西で有名な、いかなごのくぎ煮も、今年は作れなかった人、続出だと思いますよ。
こんな風に、フェードアウトしていく魚、これからも出てくるんでしょうか。でも、今後もダメ、と決まったわけでもないし、来年以降に期待ですね。最後に、こんな商品もあります、の写真を。
色鮮やかな、中国産のフキ煮物です。多少の着色もあるようですね。ま、このような商材も取り扱いがあるんです。ということで、本日はここまで。モリ介がお届けしました。