こんにちは。モリ介です。週末の土曜日も市場はしっかり営業。お届けしてまいります。
またもや雨、雨、雨。晴れの日が続きませんね。なんか明日の午前中も雨になりそう、って、また傘さしウォーキングかよ。モリ介は普通の通気性抜群、とかいうシューズしか持ってないので、ちょっと歩いても、靴の中がゴタゴタに。ここまで雨に当たるんだったら、防水タイプも手に入れるしかないか。なんか高そう。
普段通勤に履いてる靴も、だいぶ古くなってきて、というかもうボロボロに近い。いや、近くない。もうそのもの。先日、呼吸器内科に診療に行ってきたんですが、その日はちょっと混んでいて、下足入れのロッカーが目の前の1個しか空いてない。しまった。靴ボロボロなのに目立つ場所。スリッパに履き替えて靴をロッカーに入れたけど、つま先を手前にしても奥にしても、ボロボロは隠せない。ま、いいや。そんな状態の靴を、今日も履いてきてしまった。たしか新しい靴も、どこかにあったんだけど。靴の底にひび割れが入っているみたいで、濡れた路面を歩くと、一歩ごとに「プシュー、プシュー。」どこか建物に入っても、靴の底が濡れているうちは、プシューが止まらない。あ~、今日は帰りに買い物頼まれてたんだった。プシュー、どうしよう。
気持ち悪い事件が続きますね。また、相次いでの通り魔的切り付け事案。地下鉄の事件なんて、いつ何時襲われるかもわからない。行列で後ろに立たれるのも怖いですよね。知り合いだからいい、というわけではないけど、見ず知らずの人を襲う、って、どういう考えでそうなるんだか。人が何を考えてるのかは分かりようがないし。それでも運が悪い、で片づけられる話でもないですよね。大昔のモリ介の子供時代、週刊の漫画雑誌の巻頭カラーページにこんな記事があった。未来の世界では、人間の脳内にチップが埋め込まれて、世の中に悪影響を及ぼしそうな思想を持った途端に爆発するようになる、とか書かれてた。子供ながらに震え上がった記憶がありましたね。トラウマになるよ。その雑誌の記事は、たまにおかしなものもあって、15世紀ごろまでは色々な妖怪が江戸の町を跋扈してた、とか。でも、当時は全然信用できないと思ってましたが、今になってなるほど、と思えた記事は、将来地球を襲う、風速100キロメートルを超えるスーパー台風の出現、というもの。温暖化の「オ」の字も無かった数十年前に、警告ともとれる文章があったんですよね。ま、漫画雑誌に載せてもしょうがないですけどね。
さてと、雨の週末、土曜日の卸売場。お客さんの来場もやや早め。いつものバタバタ感も存在。きょうのネタはどうしようかな。入荷案内を見せてもらうと、カレイ類の名前がずらり。マツカワ、ナメタ、ムキセッタ、アブラガレイにオイラン、マガレイ、クロガレイ、ソウハチ、ミズガレイとほぼなんでもあり状態。何かカレイにしようかな。でも昨日はミズガレイだし。で、パレットで中に運び込まれたばかりの商品に、「ミヤコ」の文字が。宮古産の何だろう。でも、このパレット、北海道からの荷物だよな~。とにかくフタを開けてみっか。
お!モリ介大好き、シャコじゃん。北海道は噴火湾産の27尾入り、1.5キロでありました。そうか、ミヤコではなくシャコ、と書いてたのか。昔は地元の回転ずしさんでも、お安めのネタとして普通にラインナップがありましたよね。運が良ければ子持ちシャコ、なんてのもあった。モリ介はシャコが大好きで、必ず2、3回は頼んでましたね。でも、モリ介の家族はシャコなんて完無視。「よくそんな気持ち悪いネタ喰うよな」とか言われたりして。煮詰めを塗った日にゃ、エビなんかより数段旨いっての。もう何年食べてないのかな~、とか思っていたら、その箱の下には、「メス」と書かれた箱も。お~!子持ちシャコもあるよ。
同じく噴火湾産のメスシャコ。こちらは、13尾入りの1キロでありました。もしかして卵が透けて見えたりするのかな、と思い、裏返しにしてみたんだけど、オスメス、どこが違うのか全然わからない。カニみたいに外子としてくっついているわけでもなく、体の内部に卵があるので、透けないとしたら何で見分けるの? 忙しい中何人かに声をかけてみたけど、分かる人はいませんでした。調べてみるとすっか。その結果はこう。体を裏返しにしたときに、頭の方にあばら骨みたいな模様が3本ありますよね。その一番下のあたりから、オスは細い突起が2本でてるんだそうな。メスは何もないので、オスの方の裏返し写真が必要だったみたい。足よりも細くて短いので、どうせ写真には写らないでしょうが。今度入荷したら、写真、押さえてみようと思います。ま、絶対に忘れてると思うけど。
そしてもうひとネタは、2月以来のご紹介でしょうか。宮古産のこのお魚。
「ゲ」の文字が箱に書かれてると、さすがにモリ介もわかるようになりました。ゲンゲですね。標準和名は、おそらくですけどカンテンゲンゲ。箱には10尾入ってました。尾びれの先までだと約50センチの魚体。そばにいたお客さんに話を伺うと、煮物や汁もいいけど、から揚げが旨いんだとか。ただし、水分が多いので油はねには気を付けることと、揚げたらすぐに食べないといけない、と教わりました。揚げた後時間を置くと、水分が抜けて縮こまっちゃうんだそう。でも、揚げたてのゲンゲは、トロ~っとして、何物にも代えがたい味らしいですよ。料理の腕に自信がある方は、ぜひチャレンジしていただきたいですね。
さて、今週のブログもこのあたりでお終い。こんな感じの雨が一日中かと思うと、何をするにも億劫になっちゃう。靴もボロいし。あ~、めんどくせ~。仕事が終わったらすぐ帰って呑んで寝たい。でも施設への届け物もあるし、モリ介母にも買い物頼まれてるしで、仕方ない。来週は来週で、施設での打ち合わせはあるし、手続き仕事もいくつかある。忙しいのは諦めるとして、せめて晴れてほしいですね。洗濯物が乾かなくて機嫌の悪い嫁に、汚れ物を出しづらいモリ介がお送りしました。また来週の月曜日にお目にかかります。