モリ介です。こんにちは。木曜日はお馴染みのフレーズでスタート。週の後半戦もなんとかお届けしてまいります。
今朝出がけに車を駐車場から出すと、数台のサイレンの音。姿は見えてないんですがね。そんなに遠くない所でサイレンが止んだ。ん? もしかして近所? 気を付けながら幹線道路に出て、ちょっと大きな交差点に差し掛かると、右に曲がって200メートルぐらい先でしょうか、数台の消防車。ボヤですかね、煙は感じなかったので。
長い事会社通勤していると、途中で色々な事がありますね。火事の消火で道路が通行止めになり、迂回しなきゃない、とかも2、3度あったでしょうか。でも、一番ショッキングだったのは、大昔にモリ介が運動不足解消のため、自転車通勤してた時のこと。裏道をクネクネ走って線路わきの道路に出て、しばらく走ったところ、ヘルメット姿の警察官が、赤い棒を振って、モリ介を止めようとしてる。検問? そういえば、少し先の所で電気機関車が停車中。貨物列車ですかね。そして警察官の後ろには鉄道会社の車。あ、そういう事か。モリ介はその場所から左に折れて、だいぶ遠回りをして会社に着いた。翌日の新聞では、ご高齢の男性の記事。今は、記事にされないケースも多いようだけど、列車が止まっちゃったし、仕方が無いか。モリ介としては、他人に何かしてあげられることはあまり無いと思うけど、せめて自分の事ぐらいは、と考えさせられた出来事でした。
火曜日は営業日ではあったんですが、労務上の都合でモリ介はお休みをいただいてました。実は4月、5月は近しい親族の命日が多いんですよ。ただモリ介父のこともあって、なかなか墓参りには行けてなくて。そこで火曜日の朝方に出かけたんですが、あいにくの大雨。朝市で花を買って、それから30キロほどのドライブ。モリ介の義父母の墓参りには6割ぐらいの確率で雨が降るんですけど、この日もやはり雨。熱烈な巨人ファンだった義父は、阪神ファンのモリ介を受け入れ難いのかも。穏やかで優しい人でしたがね。ま、阪神が勝てるなら、多少の雨なぞ苦にもなりませんが。帰りは雨の日の通勤ラッシュで4号線は大渋滞。晴れた休日なら40分もあれば楽勝。だけどこの日は1時間半もかかっちゃった。他にも寺を回る予定なのに施設に行く時間も迫ってきて、食事をするのがやっと。ちょこっと横にもなりたかったのに~。日々のご通勤、皆様お疲れ様でございます。市場勤務は、行きも帰りも渋滞はほぼ関係ないので、たまに巻き込まれたりすると驚いちゃいますね。この仕事、タイパはいいのかも。興味がある方は、求人情報をチェックしてね。
最後は宣伝になってしまいました。早速卸売場の話題へ。このところの荒れた天気もあったせいか、荷物はそれほど多くはありませんでしたね。そんな中であったのがこのお魚。箱には名前がない。え~と何だろうこの魚。言われてみれば、ああそうか、のお魚なんですが。
大分県産のキスです。標準和名はシロギス。3キロ入りで魚体は15センチほどでしょうか。え~尾数は不明。シロギスというからには白い魚体が新鮮なのか、といえばさにあらず。透明感があって多少赤みがある方がいいらしい。以前に掲載した時も書いた記憶があるけど、モリ介が若手営業時代は、冷凍の開きキス、バンバン売れてましたよ。当時はお安い天ぷらネタといえば、魚ではイカとかキスでしたかね。今ではお総菜コーナーで、何とかイカ天は見かけるけど、キス天はもうほぼ絶滅。天ぷら専門店でないと食べられないのかも。ましてや生素材の天ぷらって。え~、盛岡に天ぷら専門店ってあるんでしょうか。料亭とかうどんチェーンでしか、食べられないんですかね。ここで、勝手な苦言。すみません、うどんチェーン店さんに申し上げます。あれだけ天ぷらを押してるのに、なんでアルコールが無い? 長居をされると回転率が下がるのは理解します。だから、昼時や夕飯時以外のアイドルタイムでいいですから、何とかご提供いただけないですかね。もちろん立ち呑みでも構いませんよ。あ~、天ぷらで一杯飲りてぇ。
付き合いきれませんな、こういう輩。お次にまいりますか。う~ん、取材済みのネタもいくつかあるけど、タイムリーさでは、まずこの商材かと。久々に鮮魚品以外でのご紹介です。年中お買い求めいただける商材ですが、山菜の時期でもありますので。
サバ生利節(なまりぶし)です。サバ生利とかサバ節とかよんだりもしますね。気仙沼のメーカーさんで、原料は不漁が話題になってる三陸産。春になって山菜が出回るようになって久しいですが、今はウルイが全盛でしょうか。他だとヒメタケやシドケあたりが朝市では並んでましたね。でもウルイとくればサバ生利との炊き合わせが定番料理。生利節のスモーク感が苦手なお子様にはツナ缶を使うのもありでしょうが、やっぱりこの季節を感じさせるのは、サバ生利ではないかと。実はモリ介も子供時代は苦手でしたよ、サバ生利。モリ介家は年寄りがいる家でしたので、たまにドロドロに煮込んだ”ひっつみ”が出るんですが、その中には必ずサバ生利がほぐして入れてあって。ひっつみは大好きだけど、生利が入るとどうも体が受け付けない。”ひっつみ”とは東京で言うところの”すいとん”のこと。盛岡の朝市でも有名店がありますが、モリ介家のひっつみは、ああいうすっきりとした出汁ではないんですね。まるで、卵たくさんのかきたま汁みたいな見かけでした。長めに煮込めばひっつみの粉が溶けだしてドロドロになるわけなんですよね。
ところで、今、すいとんとひっつみが同じもの、と言いましたが、先日テレビでちょっと違う、という話を聞きまして。すいとんは、小麦粉を練ったものを一旦団子状にして、それを軽く押しつぶして形を整え、下茹で後に一旦水で冷やすらしい。ひっつみは、練り上げたものを薄めに伸ばして、手でちぎって直で鍋に入れるんだそう。”とって投げ”の異名もありますしね。ウン十年生きてきて、初めて知りましたよ。これまで名前が違うだけ、と思ってました。でも、世の中的には、ひっつみ方式ですいとんを作ってるご家庭や地域もあるんではないですかね。だれが調べてちょ? モリ介家も高齢化で、昔ながらのひっつみは自分で作るしかなくなった。いつかやってみようかな。その時はやっぱりサバ生利を使うしかないでしょ。
さて、お時間も近づいてきました。木曜日のブログもこのへんで。今日の日中はまたもや雨模様みたい。待望の晴れ間は夕方まで待つことになりそうですね。でも、土曜日以降ははっきりしない天気がまたもや続きそう。もしかしてこのまま梅雨入りとかしちゃう?そんなわけないか。とにかくモリ介としては、洗濯物がすっきりと乾くお天気が希望。嫁の機嫌がいいのが一番ですよ。季節が移り替わって夏物と冬物の入れ替えが必要だけど、同時に洗濯物が増えるタイミングなんですよね。嫁の顔色をうかがっての作業が、結果求められることに。天気が良ければ作業が進むんだけど、こんな感じじゃね~。草取りがはかどらないのに、雨の度に草が伸びるのが気になる、モリ介がお送りしました。また明日。