• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

こんにちは。モリ介(仮)です。今日のお題に入る前に…。

サンマについてちょくちょくお伝えしていますが、そういえば、県内産のサンマを

見てないな~、と思って担当者に聞いてみたところ、大船渡産は何回か入荷があり、

モリ介(仮)が卸売場に到着する前に搬出されたのではないか、とのこと。お買い物を

されている皆さんの方が、先に見かけているのかもしれませんし、もうすでに、

食されている方もたくさんいらっしゃるんでしょうね。知らないのはモリ介(仮)

だけだった。だけど、宮古産の入荷はまだらしい。もしかすると、今週末にも可能性は

あるとのこと。関係者の皆様、ぜひお願いいたします。ここまで書いてなんだけど、

県内産といっても岩手県沖に漁場があるわけではなく、現在も、はるか沖の公海上なはず。

そこから、北海道に持ってくるか、岩手に持ってくるかの違いだけ。燃料代も高騰のおり、

同じ値段が付くなら、近い漁港にしたいのは当たり前のこと。高い買取価格を目指して

漁船も色々情報を取ったりもする。傍ではわからないかけ引きもあるのがこの世界。

取材時刻に間に合うようであれば、またご紹介します。そして、赤いやつ。

といっても、カップうどんではない。いやだな~、こんなベタな入り。赤面ものだよ、

”赤”だけに…。これ以上は会社に怒られるのでこの辺にして、

少々ミニなサイズの三重県産キンメダイ。小キンメだねって、落語家か!(スルーせよ)

パレットで一山あって、お客さんもちょいちょい覗いていたよ。

朝晩も涼しくなりつつあるので、一尾丸ごとの煮付けなんてどうでしょう。

脂ののりはちょっと心配だけど。そして、盛岡水産はこんな小さいサイズしか

扱えないのか、と思われるのも悔しいので、こんな写真をドン!

尾の先まで40センチはあろうかという、神奈川県産のキンメダイ4尾入り6.5キロです。

ご要望があれば入荷次第だけど、ご用意可能です。お値段? それなりですわ。

こうしてみると、赤い系の魚って色々ある。ざっと鮮魚売場をみても、ヒゲタラ、アマダイ、

マダイ、メバル、アカムツ、吉次など。せっかくなので、その中でも高級魚といわれる

この魚をご覧に入れましょう。

北海道産の吉次、4尾入り3キロです。そこまで大きいサイズではないけど。

昔、会社の大先輩が、「世間はノドグロ、ノドグロって大騒ぎするけど、

俺は、キンキンの方が絶対に旨いと思う」って言った。モリ介(仮)も激しく同意!

ちなみに、キンキンとキンキと吉次は同じ魚。この箱には”メンメ”って書いてあったけど

北海道ではメンメとも呼ぶ。もうちょっと言えば、アカムツの別名がノドグロです。

価格はというと、この一箱で余裕の万越えですが、何か?

これも大昔の話だけど、一人5千円で、キンメダイの刺身、キンキンの煮付け、アカムツの

焼き物を出してくれるお店があったな~。随分と前に、お店を畳まれたけど。

お財布には優しくないけど、何かの折に、これらの魚をぜひご賞味いただきたいと思う

モリ介なのでありました。今日はこの辺で。