モリ介です。こんにちは。今週も終盤戦。お届けしてまいりますよ。
年のせいか、一日、一週間、一か月、一年があっという間。３月まで病んだ場所が、どこだったか、判らないくらいなんですけど、まだ、骨盤のゆがみと背骨の反りがあって、治療中。肩も痛いし、なんだかんだ、一生付き合わなきゃならないのか、と、あきらめムードですね。
そんな中、先日、新聞に載ってましたね、定額減税の話。なんでも、所得税３万円と住民税１万円を、税額で負担軽減してくれるんだとか。なんにせよ、経済的負担が減るのはありがたいけど、なんでもかんでも企業任せって、どうなんですかね。総務担当の業務が激増するんじゃない？ だって、所得税と住民税の控除の仕方が違うみたいだし。所得税は、何ヶ月かかけて、３万円を控除すればいいけど、住民税は１１分割して毎月控除しろ、と？ おまけに、給与明細に減税額を明記しろ、ということらしい。給与ソフトって、すっかり対応できてるんですかね。
モリ介も、給与計算を任せてもらったことがあるけど、ホントに大変な仕事。間違ったら、社員にも迷惑がかかるし、役所にも怒られる。大昔だけど、水曜休市を忘れて、１０日期限の所得税の納付が一日遅れてしまったことがあった。９日の火曜日に支払わなきゃなかったんだけど、１１日の木曜日になったわけ。すぐさま税務署から、お叱りの電話。次回からは延滞税をとります、って、女性だったけど、結構強い口調で。まあ、経理の世界では、一日だろうが、遅れは許されないんで、こちらが悪いんだけど。でも、計算から徴収まで全部企業にさせといて、なんだかな～、と思う部分も正直あったですね。今回の減税も、年末調整でやれば、そんなに難しくないのに。明細への記載も、減税を実感してもらうため、というのが目的らしい。政治家さんが考えそうなことではありますな。お役所も、正直、迷惑極まりないんじゃ？ 国民への周知も、「お前らがやれよ」って、心では思ってるんじゃないですかね。実は当社、給与ソフトが導入になったのが、十何年か前あたりから。それまで、エクセルだけを使ってた。なので、項目ごとの補助簿が相当数必要なわけ。何か知らないけど、経営陣のお許しが出なかったらしい。今回みたいな事があったら、業務がパンクしてましたね。企業の給与担当の皆様、本当にお疲れ様でございます。お察し申し上げます。
さ～てと、昨日みたいに、大型商材がネタになった次の日は、苦労すんだよな～、とか、思いながら、卸売場を物色。なんか、感じ悪い言葉ですね、物色って。この間紹介したビンウニも、高いけど、安定的に入荷してる。６月の父の日商戦では、よく特売に入ったりするんだけど、どうも、そのあたりで海がシケたりで、入荷が途切れることが多い。今年は、ちゃんと入荷しますように。
あ、この魚って、今年は紹介してませんよね。産地は長崎、と、だいぶ遠いんですけど、ちょうど今頃が旬の、これ。
そう、活き締めのイサキです。４尾入り、４キロです。２０センチぐらいの小さいものも入荷してましたが、これは、３０センチオーバーのまあまあデカいやつ。刺身もいいけど、塩焼きが旨い、といわれる魚ですよね。モリ介も食べた事はあると思うけど、あんまり記憶がない。何喰っても旨いんで、覚えきれないんですよね。
そして…、とここまで書いて、思い出した。昨日、ネタ一個積み残したはず。というわけで、本日ご紹介。まあ、大した話ではないんですけど。キツネ、と書かれた箱を見つけた、という、いつものパターン。
ね、キツネ。で、フタを開けてみるわけですよ。
モリ介、カレイについては、ブツを見ただけでは、判らないものが多い。で、担当者に尋ねると、「ソウハチです」とのこと。なんだ、ソウハチガレイか。干物なんかでもおなじみですよね。ちなみに、北海道は岩内産。岩内は、積丹半島の下の付け根あたりですかね。え？ 積丹半島って、どこかって？ 自力で調べましょうよ。勉強になりますよ。モリ介も判らなくて、調べたんですけどね。
そして、このカレイも、同じ産地から入荷してました。
こちらは、クロガレイ。ヒレの模様が違いますかね。まあ、腹側だと判別がつくでしょうが、これだとどうですかね。
ね？ 判んないでしょ？ 正解は上がクロガレイで、下がソウハチガレイです。他の魚のヒレで判断するのは反則ですからね。というわけで、モリ介は、今後も、判らないものは、尋ねたり調べたりしながら、勉強のつもりで、お伝えしてまいる所存です。宜しく、お付き合い下さいませ。明日は、土曜日。市場は元気に開場致します。また、お目にかかります。