モリ介です。こんにちは。連休明けの火曜日、今週もよろしくお付き合いください。
寒い。寒いよ。ちょっと前まで、朝方も25℃とかあったくせに、何?この気温。しばらく18℃ぐらいでいいっつーの。どうしてこう、冬を急ぐんでしょうかね。歳をとってくると、体が冷えに対してどのように反応するのかが怖い。去年は歩けなくなったし。まぁ、冷えだけが原因とも限りませんけどね。なるようにしかならんか。
能登地方の水害、あまりにも理不尽な状況に言葉も無い。1年もたたないうちにこれだもの。とにかく、お見舞いを申し上げます。まだまだ長い道のり、だったものが、果てしない道のり、になってしまった感じですかね。現地の方々の心が折れてしまうのも、無理からぬこと。義援金やボランティア活動も大事だけど、もっと希望が持てそうな施策が必要ではないですかね。そこで、どうでしょう、復興税の一部を財源として、現地の復旧、復興に当てる、というのは。確かに、異論もあるでしょうし、復興税は目的税なので、法律や規則等の改正も必要でしょう。ですが、もう一度頑張ろうという気持ちの支えにもなると思うんですが、どうですかね。もちろん、復興税うんぬんの前に、様々な予算措置はあるんでしょうが。
そして、ここからは、恒例となりました、愚痴のコーナー。他でもない、復興税についてなんですけど、あの税率、何とかなりませんかね。いや、高いとか低いじゃなくて。皆さん、ご存知ですか? あれって、所得税率(法人税もあります)に2.1%を掛けた税率なんですよ。例えば、税率15%だった場合、復興税率は15×2.1%で0.315%となります。なので、合計の所得税率は15.315%です。別途住民税がかかったりする場合、それが5%だとすると、合計の税率は20.315%となります。立法の意図としは、税率が高い場合、それなりに税額も多くしたい、というのはよく分かるんですがね。10年ほど前でしょうか。復興税がスタートした当初、あるところからの指示で、会社が支払った税金を一覧で作らなければならなくなった。会社の収入の中には、源泉徴収で差引されているものもありますよね。当然明細もあるんで、所得税の金額も明示されてる。ところが、所得税の金額は、復興税額を別途記載せよ、と通知があった。もらった明細って、所得税の金額は、ほとんど全部復興税込みの金額。仕方なく金額をいちいち税率で割り戻して、計算する羽目に。勘定科目の合計とも合わせなくてはならないので、とにかく時間がかかる。結構な時間をかけて書類を作って提出。それが2年ぐらい続いて、3年目。同じように手間をかけて書類を作ったは良いけど、先方の担当者が異動だか退職だかで代わってた。そしたら、復興税額の別記は必要ないですよ、ときた。え~、何なんだよ、これまでの時間。責任者出てこ~い。まぁ、余計な仕事をさせた奴が悪いんだけど、せめて、復興税率がプラス0.1%とかだったら、計算も楽だったかな~、と思った次第。ここまで、お付き合いくださいまして、ありがとうございます。
さて、今朝の卸売場。案の定だけど、荷物は少なめ。労働規制もあって、今は遠方の荷物は、中継が当たり前。前にも書いたけど、大昔は、釧路から本州まで一晩で品物を運んでくるトラックもありましたよ。今回は連休でしたからね。現地土曜日発送だと、中継地で丸一日以上留め置きになっちゃう。鮮魚品の場合それは難しい。産地が月曜日に稼働してくれてれば、明日以降は入荷があるんではないかと。
どうしようかとウロウロ卸売場を歩き回るモリ介。そういえば、最近特に気になってたのは、三陸各所からの、ブリ、カンパチ、ヒラマサなどの入荷。三陸のどこからかは必ず売場にも並んでる。たまに、同じ産地から、イナダ、カンパチ、ヒラマサが入荷してることも。今朝はどうなのかな~、とみてみると、さすがに同じ産地のそろい踏み、ということはなく、ヒラマサもなかったけど、カンパチは普代産がありましたよ。
14尾の5キロ入り、でありました。体長は30センチ弱ぐらいですかね。どうしてもモリ介は、ブリとかカンパチなんて、西の魚のイメージがあるんですが、青森や北海道で、3キロとか4キロのブリがあがるんですから、カンパチやヒラマサも同じようになるんでしょうか。さすがに三陸産のでっかいカンパチは、まだ見たことがありませんが。そして、養殖魚の売場には、鹿児島県は錦江湾産の養殖カンパチがありましたんで、あわせてこれもご紹介。
こちらは、体長60センチオーバーの4.8キロでした。三陸産とは10倍以上の開き。現在は、サーモンの養殖が盛んになってきた三陸ですが、このままだと、ブリやカンパチの養殖も始まることになるんですかね。
そして今日のもう一ネタは、金曜日の取材から。全国的にその名を知らない人はいない、というくらいに知名度が上がってます。こちらでは、アカムツという呼び名が一般的ですが、の、このお魚。
新潟県は佐渡産のノドグロ、2尾入りで2.5キロ。体長は40センチオーバーでした。ノドグロは日本海方面での呼び名で、標準和名はアカムツです。入荷する魚としては、珍しいわけではないんですけど、どうなんですかね、このぐらい大きいのは。小さいものでしたら、断続的に入荷がありましたけどね。もちろん、高級魚ですので、お値段もそれなりでしたよ、ハイ。1尾でも渋沢センセイお一人では、全然無理かと。前にも書きましたが、モリ介としては、ノドグロよりもキンキの方が好き。贅沢を言えるなら、両方いっぺんに食べたいですね。モリ介がこの世を去った時の、法事のお膳はキンキとノドグロのダブル尾頭付きにしてもらおうかな。それだと自分は喰えないのか…。やっぱり元気が一番、というオチですかね。なんか連休明けで調子が出ない。
というわけで、今日のブログもここまで。日曜日は、彼岸の中日で、結構濡れながらの墓参。花もバカ高。時期をずらせば、雨にも当たらないし、財布にも優しいんですがね。歳をとると、そこら辺、融通が利かなくなるんですよ。モリ介にも老親が二人揃って健在。これから何十年も言うことを聞けるわけでもないんで、雨の合間を縫って出かけたけど、案の定、墓の前での作業中にバラバラと。それまで、結構な人数が墓地にいたけど、雨が降り出した途端、人影は皆無に。正直、罰ゲームかよ、と思いました。これからしばらくは、雨マークも無いみたい。気温はあまり上がらないようなので、気が重いけど、冬支度、ユルユルとはじめましょうかね。モリ介でした。また明日に、お目にかかります。