こんにちは。管理人のモリ介(仮)です。
週末の土曜日だけど、魚は少なめ。三陸のトロール漁も始まったはずだけど、
それらしき魚も見られず。沖合での本格操業による水揚げは来週になるとのこと。
そういえば、テレビでの、福島のトロール漁解禁のニュースでも、水揚げされていたのは、
小っちゃいスルメイカとメヒカリだった。初日だとこんなものなのかもしれません。
日本海方面もシケでだめらしい。秋田や新潟の魚も全然ありませんでした。
そして、太平洋の新物サンマ。今時では大型サイズと呼ばれる2キロ15尾の姿をゲット。
4キロ換算では30尾サイズだよね。昔だったら小型も小型。
煮物向けとか缶詰原料用途だったんじゃないかな。そしてこの15尾サイズ、
価格もやっぱり高い。ワンコインでの購入はまず無理、ということだけお伝えします。
8月24日に木箱の塩ベニサケをご紹介した際、フィーレもこのあとやります、
と書いていたんだけど、忘れてました。ということで、定塩ベニサケフィーレを。
ロシア産の8キロ14枚サイズです。このあいだの木箱は、千島列島付近の漁獲だったけど、
これはもうちょっと北のカムチャッカ半島付近とのこと。
昔、ベニサケがバンバン売れてた頃は、8キロ7枚から10枚入りぐらいの、
もうちょっと大きなサイズがメインだったような記憶が。担当者によると、
ロシア海域での漁獲→急速冷凍→陸の工場で解凍→フィーレ処理→塩蔵処理→包装→冷凍保存、
だいたいこんな感じらしい。塩蔵処理も、塩をまぶしたり塩水漬けをするのかと思ったら、
「インジェクションです。」とのこと。インジェクションとは、剣山(生け花でつかうアレ)の
でっかいやつみたいな機械で、塩水を注入する作業のこと。塩をまぶす作業では、
当然ムラが出るし、塩水漬けでも、外側と内側では味が違ったりする。
時代とはいえ、今はこんな感じなんだー、と思ったモリ介(仮)。
今は、ロシア産がほとんどで、アラスカ産はあまり見ない。それは、アメリカ国内での
需要が大きくなったから。ステーキとか缶詰らしいけど。だけど、アメリカ国内の景気減速で
去年漁獲の製品若しくは原料が相当あるらしく、アラスカ産の激安物の出回りも
あるらしいとのこと。でも、色が悪かったり、身質が変に柔らかかったりするものが
混ざっていたりして、クレーム大発生なのだとか。
担当者曰く、「ご注意下さい。」。
ベニサケ、食べてないなー。銀サケよりもやっぱ、ベニですよね。
あー、食べたい、食べたい、食べたい。見苦しくてすみません。
モリ介(仮)でした。