こんにちは。今日もお送りしてまいります。モリ介です。日曜日と月曜日が連休で、市場もお休みだったんですけど、その週は水曜休みが無し、という原則がありまして、今週は火曜日から土曜日までぶっ通しなんですよ。普段は2日ないし3日働けばお休みがあるんですがね。若きゃ大丈夫だけど、老体の身。体力がどうなんだか。
大分前の事なんですけど、あるお店で、その月の限定メニューという、二倍盛りのカツカレーにチャレンジしてきました。休市日に朝から何も食べないで準備。お昼ピークが終わったあたりにいざ出陣。ネット記事では、フードファイタークラスでないと、完食は厳しいとも。そのカツカレー、皿ではなく、鍋での提供。場合によっちゃあ、ヤバいかも。様子見で、嫁の分の注文は、とりあえず無し。食券を買って、カウンターに出して、呼び出しを待つ。ビールは、時と場合に関係なく頼むんで、これもオーダー。飲み物が無いとね。お昼時が終わったとはいえ、まだ何人かのお客さんもいるし、鍋を見たらザワつくかも。呼び出しがあって、嫁がカウンターへ取りに行ってくれた。様子をうかがっていると、皆、驚いた様子もない。テーブルに届いた鍋を見ると、アルマイト鍋って言うんですかね、金色フタつきの直径20センチぐらい。深さは10センチぐらいあるけど、中身がフタからはみ出ることもないし。何か楽勝っぽいよ。カツカレーを手伝わないで済んだ嫁は、別途オーダーしに券売機へ。嫁のオーダーは、かつ丼まんぷくセット、そば付き。もちろん、モリ介がヘルプするのがお約束ですけどね。
結論、そんなに驚くほどの量じゃありませんでした。カレーはそんなに辛くなく、トンカツも厚みがあって、味はとても良かったです。かつ丼も旨かったな~。アルマイト鍋を下げ膳コーナーに下げた後、鍋を目撃したであろう来店客が全員退店したのを確認して、モリ介は中華ざるを追加オーダー。ビールも3本目を頼んじゃいました。あ、鍋カツカレーの途中で、2本目も呑んでたんだっけ。余裕で全部平らげさせていただきました。少々の大食いだったら、このぐらい食べ切れますね。言っときますけど、モリ介は、ずっと同じものを食べると飽きちゃうんで、デカ盛りとかチャレンジメニューには興味がない。でも、そばは別かな。前に書いたけど、わんこそばはそこそこ食べられるし。なんか、この店、そばの大盛りメニューもあるようなので、そば好きのモリ介としては、ぜひチャレンジしたいですな。1キロ盛り、とかあるみたい。しかし、こんな喰い方をしてるから、体重もこんな感じだし、エンゲル係数も高いままなんだよね。
こんな食べ方をしておきながら、5連勤がキツいなんてお叱りを受けそう。20連勤ぐらいしろよ、みたいな。そんなモリ介は、今朝も卸売場へ。先週は、色々と入荷があって、載せきれないネタでウハウハだったんですけど、さすがにストックも無くなって、ちょーヤバい。だけど水曜日。あまり期待もできなさそう。案の定、売場の荷物も少なめ。どうする、どうするモリ介。そんな中、ちょこっと目立つパレットの山。
遠目で見て、モリ介はブリの山かと思ったんだけど、場所がいつもと違う。写真でも判る通り、シイラでした。サイズは箱によって大小さまざま。その内、3尾入り、15.2キロの中身を見せてもらいました。あ、産地は宮古です。
元々は南の魚のようですけど、今では北海道でも漁獲があるそう。そういえば、今月の初め頃には、噴火湾とか青森からのシイラが入荷してましたね。調べてみると、今の時期は、夏の産卵を終えて冬に向けてエサを喰いあさっているらしい。なので個体差はありますが、脂ののった魚も多いんだとか。実際、先週入荷のシイラ(産地は不明)は脂があった、なんて話も聞こえてきましたよ。担当者によれば、脂ののりは期待薄だそうですが、嫌みのないすっきりとした味わいの刺身は、モリ介は好きですね。刺身の見分け方としては、透明に近いものより、白濁した身の方が脂があるんだとか。近場の魚ですから鮮度も抜群。お値段もそんなに高くないんで、ぜひ食べていただきたいですね。
そしてもう一ネタは、売場のスナップでも載せるか、なんて考えてたその時に目についた、これ。
なんだ、何のことはない、マサバじゃん、なんて言わないでくださいね。マサバには違いないんですが、取り上げるにはそれなりの理由が…。じつはこのサバ、養殖もの。鹿児島県産の6尾、4.8キロであります。箱には「むじょかさば」の文字が。ブランドサバのようですね。何と言っても特徴は、刺身で食べられること。アニサキスの心配も無いんです。問題は、というと、そのお値段。モリ介が写真を撮っていると、仲卸のベテラン幹部さんが近寄ってきて、値段を担当者にお聞きになった。「え?箱値段じゃないの?」 箱値段というのは、一箱でいくら、ということ。つまりキロ数は総額には関係なし。キロ単価だと、キロ数を掛け算する必要があるんですが。値段を教えた担当者は苦笑い。つまり、天然ものの数倍の値段だった、ということ。件の仲卸さんによれば、脂ののりも、結構すごいらしい。へ~、モリ介も生の〆サバ、食べてみたいかも。前にも書きましたが、昔、今はつぶれてなくなってしまったけど、某回転寿司店で、自家製シメサバにあたって苦しん事があって、それ以来ほとんど〆サバは食べてない。冷凍品であってもね。このサバだったら、禁を解いてもいいかも。ただ、財布から、禁止命令がおそらく出そう。世の中厳しいですな。
そろそろ今日もお時間。明日は、色々と入荷もあるんではないかと期待してます。木曜日ですしね。ただ気になるのは月末が近いこと。店舗のご担当の皆様、これから週末ですよ。涼しくなって、煮る、焼く、にも目が向いてくる時期。ぜひ、しっかりとした品揃えをお願い申し上げます。それではまた明日。モリ介でした。