こんにちは。モリ介(仮)です。
まだまだ波のうねりが高いのか、魚は少なめ。
水の事故も多発しているみたい。お出かけの方は十分ご注意を。
カツオは無くて、サバと小さいイカとアジ、あとはお決まりのブリ類。
すると、特殊鮮魚課(いわゆる高級魚や貝類などをメインに扱う部署)の売場で
ナニコレ?の魚に出合いました。それがこの写真。
ありゃ!肝心の口の先が写っていない。口先が判る写真がこちら。
歯がノコギリみたいになってる。サヨリにしては全体に迫力ありすぎだし。
カジキにしては胴体が細い。箱に入りきらなくて発泡スチロールを
突き破って収めてありました。うっかり箱を持ちあげたら怪我しそう。
久慈の業者さんのシールがあったので、久慈周辺の市場に水揚げされたものと推察。
担当者に聞くと”ダツ”という魚らしい。ああ、フタに書いてあった!
モリ介(仮)は初めて見た気がするけど、そこまで珍しい魚でもないみたい。
でも調べてみると、この大きさはかなり大きい方らしい。
小骨があって、皮が固くて、血合いも多く、高値が付く部類ではないとのこと。
それでも、刺身でも焼き物でも、「味わい深く美味」との記述が。
もしもお店で見かけたら、即ゲットして、味を楽しんでいただきたいですね。
もともとは関東より西の海の魚らしいけど、どんどん生息域が北に広がっているらしい。
光に突進してくる性質があって、ダイバーさんが刺される事故もあるとのこと。
高波はもちろんだけど、海に入る際は、クラゲやこのような魚にも注意が必要ですね。
実は”ダツ”の隣に、でっかいトラフグもあったんだけど、それはまた、次の話で。
今日はこの辺で。モリ介(仮)でした!