モリ介です。こんにちは。もう雪がちらつく季節。暑い時期は、あれほど早く涼しくなれ~、とか思ってたけど、今や、早く暖かくならないかな~、てな感じ。積雪も真冬日もまだなのにね。
昨日の早朝ウォーキングも、クマの影響で断念。実際クマを目撃しちゃうとね。さすがにあの大きさだと、やられたらただでは済まなそう。下手すりゃ人生台無しだし。この年だとちょっとした怪我も今後の生活の質に影響するもの。だって、公園下の教育会館の入り口に激突したんでしょ。時間は朝6時台とか。通勤で歩いてる人もいたんじゃないかな。あのあたりもたまに歩いたりするよ。盛岡の中心街ですからね。岩手県唯一の百貨店まで、歩いて5分もかからない場所だし、教育会館の裏手はもう飲み屋街だったりする。そのうち、大通りでも出没するんじゃないの。飲み屋帰りの人にけが人でも出たら、商売にも影響が出ますよね、絶対。コロナの時みたいになっちゃうかも。市内中心部に来てるクマは、ほんの数頭だろうから、何か排除する手立てを考えてほしいもの。飲み屋街に箱ワナを仕掛けるとかはどう?酔っぱらったオヤジが引っかかったりして。捕獲頭数はクマより人間が多いな、絶対。
テレビのニュースによると、いまだにクマ駆除へのクレームが多く寄せられてるらしい。そのほとんどが、遠く離れた他県からなんだとか。他人事だな、まったく。こちらとてやりたくてやってるわけじゃないし。でっかいんだぜ、クマ。外国製ので~っかいバイクをもう一回り大きくしたくらい。ほんと見つからなくてよかった。あんなのに追いかけられたらたまったもんじゃない。テレビでやっている鬼ごっこみたいな番組。サングラスのハンターを見かけてビクッとする。クマを見た時もそんな感じでしたかね。ハンターに追いかけられて捕まっても、ゲームからの退場で済むけど、クマだったら人生から退場かも。これだけ騒いで、けが人や犠牲者まで出て、画像や映像が出回っているのに、理解してもらえないんですかね。
クマの生活圏を人間が侵略してる、という論調があるのはわかるけど、同じ理屈で人間にも生活圏がある。盛岡という街に人類が住むようになって一万年以上経っているんですよ。侵略してきたクマを排除するのは当然かと。彼らは知能が高いので、山に返すぐらいではもう収まらない。人間を食料として認識してる個体が存在することも明確ですしね。盛岡では毎日のように市街地にクマが出没してる。ほんのわずかな個体が、徘徊してるだけだと思われるので、そういう個体だけでも何とかしてほしい、というのが本音ですかね。せっかくいい季節になったのに、朝の時間を活用できないのはホント痛いです。
さてと本題に入りましょうか。今朝の荷物は多めですね。お客さんの来場も早いし、バタバタ感もありましたよ。今朝目立つのはブリにサンマに、お!北海道産のナメタガレイがガッツリ目に。タラフィーレもそこそこ。少ないながら真白子と生筋子のパレットもいくつか。売場に入りきらない分もホームに並んでる。ナメタガレイとタラフィーレに挟まれたサンマ、って、なかなかシュールな画でしょうか。えと、写真は撮ってません。発泡スチロールが並んでるだけなんで。
そんな中でのご紹介は、本格的な冬、そして年末が近いことを感じさせるこの商材。入ってきましたね。

さて、このバケツ入りの食材は何でしょうか。この業界ではタル、と呼ぶんですがね。フタを開けてみるとこんな感じ。

中身はナマコでした。青森県は下北産のタルナマコです。重量は3キロ。担当者によればマナマコの中も黒のタイプらしい。いわゆるクロナマコですかね。そしてこのタルの手前には、でっかい活ナマコが…。

こちらも青森県産のマナマコ。こちらは青のタイプ、とのこと。青っぽく見えなくもないけど、ビニールの青さが邪魔。それでは中から出てきて頂きましょうか。

うわでっかい。20センチはゆうに超えるサイズ。もちろん活きてますよ。盛岡ではそれほどでもないですが、青森では年越しには欠かせない食材、とのこと。でなければ3キロ入りのタルなんて作りませんよね。珍重する理由の一つに、ナマコの形が米俵に似てるから、というものがあるらしい。米俵に似てるんならコッペパンでも良さそうだけど、そうもいかないか。ナマコにはこのほか赤いタイプもあって、これは別種類。一番高いのもコレ。だけど黒と青は生物学的には同じ種類なんだそう。生息している場所によって色が変わってきたりするらしい。とはいえ食材の評価としては青のほうがお高めなんだそう。このアオナマコも、タルに比べるとキロ単価で数百円高い。大きさが大きい事もあるかな。モリ介はナマコに対して特別な感慨はないけど、おせちに入っていたら喜んで食べますかね。できれば酸っぱくないのがいいかな。硬い物が食べられないモリ介の両親は無理だろうな、きっと。
そしてお次のネタはコレ。火曜日に載せたかったんだけど、アジの産地があれだけ多岐にわたるタイミングを、どうしても逃したくなくて、今日になっちゃいました。もうどなたかの口に入ってしまってると思いますが、脂がね、結構のっていたんですよね。

先月中旬にも宮古産をお届けしてたんですが、この魚は長崎県産。名前はハガツオ。5尾入りの、あれ?何キロだっけ。メモするの忘れた。確か11キロ台だったと思うけど。体長は50センチちょっとで、そこまで大きくはありませんね。だけど、脂ののりが結構いいという話。

写真では判りずらいけど、特に腹の部分の脂もバッチリ。カツオほどの身の赤さはありませんが、それもそのはずで、カツオ、と言う名前がついている割には、カツオに近い種類では無いんだそう。サワラとの中間ぐらいに位置している、というのは調べた結果。ま、なんの親戚だろうが、旨けりゃそれでいいか。市場の食堂で初めて食べてから、モリ介は大好きなんですよね、ハガツオ。戻りガツオの身から酸味を抜いたような味わいがまた格別。今回は食べ損ねたけど、モリ介的には即買い決定の魚の一つ。皆さんも見かけたらぜひ食べてみて。
そろそろお時間も迫ってきました。今日の記事もこの辺でお終い。今日の日中は、昨日ほどの寒さはなさそう。昨日のウォーキングは風が強くてホントに寒かった。ところがコンビニに着いて、車に入ると結構な汗。もう汗は要らないんですがね。ま、仕方が無いか。乾かないのに洗濯物がそれほど減らないので、嫁はまた機嫌が悪い。洗濯物が少なくて、よく乾く時期って、モリ介家ではあり得ないんですがね。よく乾く時期には汗も倍、出るんだよ。アホらしくて喧嘩にもならないモリ介がお送りしました。またあした、金曜日に。