• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

こんにちは。モリ介です。早いものでもう週末。月末ももうすぐだし。年寄りの口癖かもだけど、ホントに月日が経つのはあっという間ですね。

今朝は寒いですね。マジで寒いよ。ちょこっと暖房点けないと厳しいかも。こういう日があるから、まだ灯油、必要なんですよね。いつまで買っておけばいいのかな。だって、夏を越した灯油って、品質が劣化する、って言いません? ひと夏ぐらいならいいのかな? だいたいふた夏越す灯油って、存在しますかね。沖縄あたりだったら、あり得るのかな? でもあちらだって暖房することもありますよね。この間テレビでやってましたが、冬場の沖縄の人、がっつりダウンジャケット、着こんでましたよ。半袖、短パンじゃ無理なんだよ、やっぱり。

大手通販サイトでの、中国製模造品問題、原告の訴えが認められたようですね。報道によると、著しく品質が劣る商品が、正規品の十分の一程度の価格で売られていたよう。サイトのページには、「電源すら入らない」とのコメントもあったとか。その後の大手サイトの対応が争点になったみたいですけど、そこはお互いに言い分があるところなので、モリ介としては何とも言えないけど、一ケタ価格が違う商品を、正規品だと思って購入するとは思えないんですけど、どうですかね。ネット通販は玉石混交ですから、一か八かで買う、ってことはあると思いますが。例えばモバイルバッテリーなんか、安いものから高いものまで色々じゃないですか。実店舗でわざわざ高い物を買うのもなんかもったいない。なので、あまりにも安い商品は除いて、あとは勘に任せて、ですか。やっぱり失敗は何件かありましたね。3回ぐらい充電した後、突然放電が出来なくなる物とかもあったし。でも、お値打ち商品に当たることもあるから、モリ介はしばらくはネット購入を続けますかね。モリ介が冬の間使ってるバッテリー内臓のカイロも、なかなか強力で、長持ちしてるんで当たりでしたね。そろそろ寿命も近いかも、なので、また同じものを探して買おうと思ってます。

そろそろ本題に入らないといけませんかね。土曜日の卸売場、お客さんの出足は思ったより早い。こんな時は引けるのも早いんですが。いつもは忙しい時間が逆にヒマになったりして。そんな中見つけたのがこの食材。昨年の初夏以来のご紹介です。似た商材は2月にも載せてましたが。

北海道は根室産のクリガニです。この箱には5キロ入りでしたが、尾数はちょっと不明。氷詰めなのでまだ大人しめでしたが、体が暖かくなったらわからないので、早々にフタを閉めました。今年の2月には青森県産のトゲクリガニをご紹介してましたが、このクリガニは似て非なる商材。色味で言えば、トゲクリガニの方が黒っぽく見えますかね。でもフォルムはほぼ同じ。前にも書きましたが、市場流通では、北海道産がクリガニで、青森県とか福島県産はトゲクリガニという感じで区別してるのが実情のようです。味は?って? 産地では浜茹でなんかでバンバン売られてますよ。もちろん旨いからに決まってます。

そしてお次のネタはというと、木曜日の取材から。売場を歩いていると、何とかガレイ、と書かれた箱を発見。なんだ?この名前。良く見ると「王」の文字。オウガレイ? 見たことないかも。やったー。新たなネタ発見。意気込んでフタを開けてみると…。あれ?なんかしょっちゅう見てるヤツかも。

これってマツカワガレイじゃないの? ちなみに北海道は苫小牧産。3尾入りの2.6キロでした。オウガレイというのはマツカワガレイの別名? いや、もしかして似た別の種類かも。だってマツカワの「マ」の字も無かったんで。調べてみると、やっぱりマツカワ。じゃ、オウガレイって何? 読み方はオウガレイではなく、「王鰈(オウチョウ)」。北海道は苫小牧産のマツカワガレイに対するブランド名でありました。かつての水揚げを復活させるべく、人工種苗を放流して、資源を回復させてのブランド化であったようです。体長35センチ、重量700グラム以上で、活〆したものがブランドを名乗れる、とのこと。そろそろ旬の時期としては終わりのようですから、旨味がある今が食べ時かも。カレイ類の中でも、その程よい甘みへの評価が高いマツカワガレイ。ぜひご賞味ください。

さて、土曜日のブログもここまでとしましょうか。今日は雨模様の予報? でも日差しも出てきましたね。何かはっきりしないな~、天気。今日も仕事の後はモリ介父の所へ行く予定なんだけど、また雨に当たりそう。なんかタイミングが悪いんですよね。本人は、一時の意識レベル低下を乗り越えて、頭シャッキリ。先週の病院の医師による回診でも、90歳越えとは思えないほどしっかりしてます、とのこと。この間はステーキを所望してたので、モリ介妹が持って行ったところ、100グラムをペロリ。どうなってるの?この人。さすが長生きできる人は違う。モリ介が同じ年齢になったとき、同じように食べられるかといえば自信がない。せいぜい爪の垢でもいただきに行きましょうかね。モリ介でした。また月曜日にお目にかかります。