こんにちは。モリ介です。火曜日の本日もよろしくお願いします。
昨日の日中は暑かったけど、明けて今朝はそうでもない。いつの間にか虫も鳴くようになってますね。秋は確実に近づいているかと。ですけど盛岡は、秋はあっという間に通り過ぎて、すぐさま冬ですからね。冬場のモリ介は、体は暑いんだけど手が冷たくなって。とにかく手が冷たいのが耐えられないんですよ。冷凍庫に入るとするじゃないですか。普通は耳が冷たいのが一番先に我慢できなくなるみたいだけど、モリ介はそんなに苦痛ではなくて。だけど手袋は何があっても必要ですね。なんなら二枚重ねでほしいかも。冬のウォーキングも毛糸の帽子はかぶるけど、無いなら無いで平気。でも手はダメで、手袋にカイロを握って歩いてます。あ~、あまり雪が多くならないといいなぁ。今度の冬は何回転ぶんだか。
先月の末ごろ、こんな報道がありましたね。歩道に飛び出してきた自転車を避けようと急ブレーキを踏んだ路線バス。その結果、50台の女性乗客が転倒して重傷を負ったが、その件で、現場から立ち去った自転車をひき逃げ容疑で警察が行方を追ってる、というもの。でも、ぶつかってもいない自転車が、ひき逃げっていうのはどういう事なんですかね。報道の解説によると、急ブレーキの原因となった自転車が事故の第一当事者とみなされる可能性が高いんだとか。事故の第一当時者? なんか小難しい言葉が出てきましたね。さらに調べてみると、事故の第一当事者とは、事故のきっかけや原因をつくった人で、最も法的責任を問われうる人の事らしい。そうなると今回の事故では、自転車の運転者、という事になりますかね。事故の原因、というのはこれで分かりましたが、ひき逃げは? さらに解説をひも解くと、自転車の運転者には、事故後ただちに停止して、負傷者の有無を確認する責任があるんだとか。これを怠ると、救護義務違反や報告義務違反に当たる可能性がある、とのこと。そして、「気が付かなかった」という主張は、言い訳として認められないそうですよ。という事は、バスが急ブレーキを踏んで止まってくれた時点で、色々と確認が必要だった、という事ですよね。
昔から迷惑な運転をする自転車はいましたが、今後はもっと注意をしながら運転をしなければならなくなりそう。だって、飛び出しで相手に急ブレーキを踏ませたら、何かしらの確認が必要、ってことでしょ? ひき逃げで検挙は嫌ですよね。でも、こういう事って、世の中の自転車乗りは皆知ってるんでしょうか。これからは、青少年を含めての周知徹底が求められるんではないかと。もしかすると、頭に入るかどうか怪しい勉強よりも、優先事項かもよ。下手したら、交通刑務所とか千万単位の賠償金とか、人生が暗転する可能性がありますもんね。マスコミも、こぞって今回のケースを報道すべし。そもそも、多少の事だったら車の責任でしょ?という認識が蔓延してますよね。もちろん車を運転する側としては、そんなことは重々承知ですけど。でも、事故の相手側が車とは限らない。ご高齢の歩行者の場合もあるわけでしょ。すでに裁判の判例で、重度障害を負った人に対して、一億円近い賠償金の支払い命令を受けた小学生の親のケースが報告されてます。交通ルールやマナーをわきまえない自分勝手な運転は、人生を狂わすことになりますよ。ほら、後ろを振り返ることなく、突然歩道から車道に飛び出てくるアナタ、もしくはアナタのお子さん。飛び出された車が事故を起こしたら、責任を負う事になりますよ。ちなみにモリ介は、ほとんど自転車には乗りませんが、細い道から広い道に出る場合は必ず止まって確認します。進路を変更する時は、必ず振り返って後ろを見てますね。じゃないと怖いもの。自分の命は他人には預けられませんからね。
さてと卸売場の話題へとまいりましょうか。昨日はとにかくサンマでしたが、あ、そうそう、皆さん、サンマお召し上がりになりましたか。モリ介は、会社の帰りに買って帰りましたよ。おそらくだけど4キロ25尾サイズを2尾。大枚数百円をはたいて。脂ののりはガッツリ、まではいきませんでしたが、身が厚くて美味しく頂きました。魚があまり得意ではないモリ介嫁も、ペロッと一尾平らげてました。やっぱりこのくらいの大きさでないと、食べた気がしませんね。財布には打撃だけど。
で、今朝のご紹介は、毎年、入荷は各地からあるんですが、正直目立たないお魚。前回の記事も一年以上前でしたね。入荷案内では、豆、だったんですが、このぐらいのサイズだと、小、かもしれない、このお魚。
マアジの小さいサイズ、いわゆる小アジです。入荷案内には豆アジ、とありましたが、体長10センチあたりが区別の基準らしい、という事もあって、小アジとご紹介します。基準、といったって何かで決まってるわけでもなく、産地で「豆アジ」として出荷すれば豆アジになるんですが。今朝のお魚は体長12~3センチでありましたよ。産地は静岡の沼津。3キロ入りで75~80尾ほど入っているそうです。10センチに届かないくらいの”豆”サイズであれば、揚げて南蛮漬けなんかが美味しいけど、小アジサイズだと、やっぱりお刺身でしょうかね。あるサイトの記事によれば、味が濃厚で程よい脂がたまらなく旨い、んだそうです。半身一枚で寿司ネタになりそうだけど、実際のところどうなんでしょう。あ~、アジの寿司食べたいです~。イワシもいいけど。
そして今朝のご紹介二発目は、旬である春先と、なぜか夏場の8月にご紹介することが多いこの貝。
愛知県産のシロミルです。市場で普通にミルガイ、というとだいたいがこの貝になります。じゃ、なぜ”白”か、というと黒いのもあるから。実は黒い方が本物のミルガイなんだけど、今じゃ漁獲も少なく、超高級食材になってるため、流通も絞られてる。本ミル、と呼んだりもするそう。モリ介も黒い方は見たことがありません。シロミルは、標準和名ナミガイ、というのに対して、黒い方はミルクイ。生物学上は属する科が異なるので、似てるけど全然違う種類なんですね。今朝のシロミルは、愛知県産の5キロ12個入りでありました。5月ぐらいまでが愛知県産の旬らしいけど、実は12月頃までは漁獲がある、とのこと。真ん中のシロミル氏は全長が40センチオーバーの堂々たる体つきでしたが、このビロ~ンと伸びた水管、いざ食べるとなると、歩留まりは1割~2割ほどなんだとか。ソーセージみたいにガッツリとは食べられないんですね。例えが貧乏くさいな~。
さてとお時間も迫ってきましたね。今朝の記事もこの辺でおしまい。今朝のカツオも脂しっかり、ではありませんでしたが、むしろ味のバランスがいい塩梅かも。実は昨日、モリ介はサンマをかごに入れた後、生カツオも買っちゃった。戻りガツオではないけど、ガリガリの赤身でもない、その佇まいに惹かれてしまって。味もその通りで、カツオをあまり食べないモリ介嫁も、6切れぐらい入ったパックを全部食べちゃった。散財はしたけど、旬を迎えたお魚のパワーを感じましたね。皆さんもぜひ、売場に足をお運びください。明日は恒例の水曜休市でブログもお休み。聞くところによると雨だって? お盆に行けなかった所の墓参りの予定だけど、なぜか毎年雨にあたる。今年もまた雨か~。暑さも一段落ですかね。また木曜日にお目にかかります。モリ介でした。