• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

モリ介です。こんにちは。月末間近の週の後半戦。お送りしていきますね。

今朝の通勤途中。幹線道路の交差点で信号待ち。青になって進み始めると、左折方向に赤いランプ。あ!また捕まえてる! この間、都心で捕まえてたのと同じパトカーだよ。え?前回とは、だいぶ遠いんですけど。こんなところまで来てるんですかね。もしかして違う車? 車種は同じだけどね。交通法規を守っていれば、捕まることはないですから、気を付けて走りましょう。早朝だからといって、飛ばすと止められちゃいますよ。

え~と、ブログの本文、フォントを変えました。予告なしですみません。だって、パソコンの画面で見ると字が小さいんだもん。モリ介の年齢になると、その日の目の調子によって、良く見えないことがあるんです。ホントはもっと行間も空けたかったけど、スマホで見たらスクロールだらけになるかな、と思って、このぐらいにしてみました。芸能人のブログやSNSで、次の行までとんでもなく空いてることがありますけど、あれはどういう意味? 何を狙ってるんですかね。

モリ介は昔のワードとかエクセルなんかは、初歩程度だけど何とか使ってきました。だけど、ホームページだとかブログだとかは全然わからなくて。ワードあたりを使っていた人なら共感してもらえると思うけど、フォントの種類とかサイズとか行間なんかは簡単に変えられるじゃないですか。ブログもそうだと思ってたんだけど、この作成ソフトは、採用したスタイル、”テーマ”とか言うそうですね。それによっては、どうやら変更は容易ではないらしい。実は本も買ってみたんですが、さっぱりわからない。そこでハタと思いついたのがAI。これが当たり。テーマの管理画面で変更できない時は、CSSを直接編集するか、プラグインを使え、との指示。プラグインはなんとなく分かるけど、CSSって何じゃ? 調べてみると外観を作ったり変更したりするための言語のことらしい。このコードを追加しろ、という。どこにどうやって? さすがにヤバそうなニオイがしてきたので、プラグインを試してみることに。

おすすめのプラグインを検索してインストール。ダメだったらアンインストールすりゃいいんだから。指示通りに管理画面から進んでみると、全部英語で、何とか単語は読めるんだけど、何を指しているんだか、これまたさっぱり。ここで再びAIに助けを求める。するとこのプラグインについて解説しているホームページを教えてくれた。3割ぐらいしか理解できなかったけど、”パラグラフ”という項目を変更すると、本文のフォントを変えられるらしいことが判明。おかげさまで、なんとかここまでたどり着いた、という訳です。使えるよAI。ブログも書いてもらおうかな。

くだらない話はこれぐらいにして、卸売場へ。決して入荷量は多くはないけど、月末間近という事も考えると十分でしょうかね。ここ数日姿を見てなかったカツオも、千葉県産の釣り物と巻網物が入っていましたよ。今週は取材できたネタが色々あって、載せきれてない。ネタが無いなら無いでいいか、とか思っていると、あるんだなこれが。しばらく煮魚にピッタリのお魚を紹介してましたが、今朝もやっぱり煮魚向きのこのお魚。暑いのは日中だけ。相場もお安めだし、ちょっと贅沢な夕食もいいかも。

4月にもご紹介してたんですよね。売場でも、よく見かける魚の一つ。宮古産のキンキです。少々大き目で、3キロ6尾入り、というサイズ。魚体は尾の先まで計って32センチでした。宮古からは数十ケースの入荷があって、小さい物だと3キロ20尾なんてのも。担当者に話を聞いてみると、今の相場、結構お安いんだそう。もちろんイワシやアジみたいな大衆魚のお値段にはなりませんよ。だけど年末あたりの高値と比較すると、半分、あるいは3分の1ぐらいの価格になる事もあるんだとか。年末は、ごちそう需要がありますから、相場も当然強めになる。今だと、夏が近づいてきて、煮魚というメニューから頭が離れていく時期。だからこそ、お安めに味わえる、ということ。他の人と同じタイミングで同じことをしていれば、コストも高くなるのは当たり前。賢く贅沢をするなら今、ということでしょうかね。

さて、お次のネタは、というと、もう一つ赤いヤツ、いっちゃいましょうかね。このお魚は一昨年の冬以来の登場。というか前回は輸入の冷凍もの。鮮魚品としては初めての登場みたい。

モリ介は鮮魚品で流通する魚だとは知りませんでした。箱には”ラドキン”と書かれてます。これまた宮古産の2尾入り、2.5キロでありました。アラスカ産とかロシア産の冷凍ものなら、安くはありませんが珍しい商材ではありません。標準和名は、アラスカキチジ。いわゆるキンキがせいぜい30センチぐらいの魚なのに対して、アラスカキチジは80センチほどになる事もあるんだとか。この宮古産は約45センチ。調べてみると、鮮魚ものは北海道で稀にしか獲れない、とある。じゃ宮古産だと? 帰り際での取材だったんで、単価は聞けませんでしたが、もしかしてキンキよりも高かったりして。モリ介のイメージだと、キンキの安いバージョンが解凍物のラドキン、でしたが、これは立派な鮮魚品ですからね。宮古産ですから刺身もいけるでしょう。キンキとラドキンの刺身の食べ比べ、なんて、贅沢の極みですかね。

そろそろお時間ですかね。今朝はこれでおしまい。日中は少々暑くなるんでしょうか。薬味たっぷりのカツオタタキなんかが食べたいところですが、煮魚をチョイスするからこそのお買い得、というわけで、面倒だから、両方食べれば? ついこの間、解凍物のメヌケの切り落としをいただいて、煮付けて食べたけど、これがまた旨いのなんの。キンキだったら、もっと美味しいはず。本格的な夏が来る前に、一度食べておきましょう、煮魚。押しつけがましくてすみませんね。それではまた明日。モリ介でした。