こんにちは。モリ介です。今日もお付き合いいただきますね♪
ボリューム感で言うと、キメジでしたね。キメジって、キハダマグロの小さいやつ。
ね? ど~んとあった。他の場所にも同じくらいの量がありましたよ。中身はというと、
少し見づらいけど、ヒレが黄色い。肌も少し黄色いところがあるはずだけど、
何でフィルムはがさなかった? オレ。足し氷の作業直前だったので、
少々慌てたのかも。足し氷とは、溶けて少なくなった氷を新たに足す作業のこと。
卸売市場では、大事な作業の一つです。主に若手社員の仕事ですかね。
鮮魚品の輸送には、冷蔵車が使われるけど、どうしても少しづつ氷は溶けるんです。
その作業を写した写真もあるんで、何かに機会にご紹介します。
そして、ビジュアルは少々難ありだけど、秋サケの白子。タラではないですよ。
でも白子だけに、栄養はたっぷりなんだとか。そもそも、命の素ですからね。
生臭みも、下処理をすれば大丈夫とのこと。ポン酢やバター焼、煮ものにおすすめ。
調べてみると、ビタミンDや核酸といった栄養が豊富なようですよ。
また、変に酒がすすむよ。困ったもんだ。売場で見かけたらぜひ買ってみてくださいね。
そして、今日のラストは、昔懐かしいコレ。
これはいったい、何の魚でしょうか? ホッケでもないし、何だ?
答えはツボダイでした。正式名称はクサカリツボダイ、青森県産です。
青森県といっても、近海ではなく、北太平洋の遥か沖合です。天皇海山海域とのこと。
天皇海山とは、北太平洋にある、海底の山の列、いわゆる山脈でしょうか。
詳しくは調べてみてね♪ 昔は、とにかく、ホッケあたりと並んで
安くて、脂がある魚だったような記憶がある。市場が移転する前の会社の食堂で、
しょっちゅう食べてた。家では全然食べたことがなくて、会社に入って
初めて食べて、美味しい魚だなと思ったのがウン十年前。
でも今では高級魚の値段。担当者によれば、ニュージーランド産も
脂があって人気らしいけど、天皇海山ものは脂に品があるんだとか。
これは冷凍ツボダイだけど、たしか、一夜干しのツボダイが百均で
売場にバンバン並んでなかったっけ。う~、懐かしい、食べたい。
でも懐が…。今後居酒屋さんや、宴会メニューなんかにも出てくるんじゃないかな?
だけど、原料が続くかは不透明らしく、食べたい方はお早めに、とのこと。
今日はキメジでも、探して食べてみようかな。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。また明日!