• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

こんにちは。モリ介がお送りしてまいります。都知事選、現職の圧勝だったようですね。当地には関係の無い話なので、特にコメントはないんですけど、某国営放送のドラマが休止になった件で、色々と批判が出てるみたいですね。だって、午後8時頃に当確が出たんでしょ? 開票直後に当確が出そうな、それも一地方選挙ですもんね。モリ介も、リアタイ視聴は出来ないけど、楽しみにしてたんですよね。ま、しょうがない。また次の放送を楽しみにしましょうかね。

昨日は雨で、草取りはもちろん中止。ウォーキングには、傘をさして出かけようと思ってたんですけど、天気予報を見たら、15分後に雨が強くなる、と出てる。雨雲レーダーをチェックすると、うゎ!盛岡、赤くなってるじゃん。どうしよう、と思っていると、ひらめいた。ウォーキングのルートを車で辿って、朝市に行ってみよう、と。準備してたリュックを車に積んで、いざドライブ開始。走り出してから、しばらくして気がついたけど、普段は狭い路地とかも結構歩くので、正確にルートを辿るのは無理。遠回りをしたら、軽く迷ってしまった。

何とか到着したけど、大駐車場の方は、やっぱり車は少な目。中もガラガラなのかな~と思いきや、結構人が歩いてる。ま、それでも普段の日曜の半分ぐらいですかね。買い物する気もないので、傘をさしてフラフラと。日頃はあまり行列のないお店が、今朝は行列だよ。かと思えば、普段は5,6人が並んでるお店は、客が誰もいない。ラッキー、と、買い物スイッチが入っちゃった。結局、野菜とか惣菜とかで5店舗回ってしまって、リュックはパンパン。そういえば、いつも早い時間から大行列のお店は、お休みなのか、並んでる人はゼロ。その行列の近くのお店だけど、並ばないと買えないと思って、これまで立ち寄ってこなかった。全然関係ないなんて、知らないもの。最後にそのお店で買い物して、6店舗達成。このあたりで雨が強くなった。休憩所で雨宿りの人もちらほら。見ると、年配者はみんな傘を持ってるけど、若者にはフード付きパーカー姿の人も多い。でもこの雨脚では、パーカーじゃ無理だよ。若者の皆さん、後先考えずの、思い付きの行動もいいけど、やっぱり下準備は大事ですよ。って、ノープランのドライブで道に迷ったお前が言うな、という話ですかね。お後がよろしいようで。

それでは、週明けの卸売場へとまいりましょうか。今朝も荷物は少なめですね。余計にブリとカツオが目立つ。カツオには、岩手県産のものもありましたよ。今じゃすっかり有名になった、大船渡のサンデーカツオですかね。漁獲海域名は、”北海道・青森県沖太平洋”とある。え?カツオの群れはすでに岩手県沖を通過?ベテラン社員に話を聞くと、海水温の高さが尋常じゃないレベルらしい。暑いのを嫌って、北上しちゃったんでしょうか。ネタがなければ、カツオの見本でも撮影しようかな、と思っていたところ、「砂ガレイ」の箱書きを発見。砂ガレイ、ってネタにしたこと、あったっけ? まあ、いいか。早速フタを開けて写真をば。

北海道産のスナガレイ、7キロに15尾ほど入っているようです。入荷案内には、岩内産、とありましたよ。岩内は、積丹半島の下の付け根のあたり。ま、日本海の範疇ですかね。特徴的なのは、裏側のヒレの横に黄色のラインがあること。表側を見ると、モリ介には何のカレイか、区別がつきません。魚体は決して大きくはないけど、一尾あたりのお値段は、比較的お手軽にご購入いただけるレベルかと思います。そんなに頻繁にお目にかかれる魚ではないようなので、売場に並んだときは、即買い、のお魚の一つなのかと。

そして、本日のもう一ネタは、というと、モリ介は、結果的に知らなかった貝。

箱書きには”ビノス貝”とありました。北海道は苫小牧産で、5キロに30個弱入ってましょうか。恥ずかしながら、モリ介、ホンビノス貝のことだと思って、へぇ~北海道でも獲れるんだ、ぐらいにしか考えてなかった。たしか、ホンビノス貝って、千葉県が有名ですよね。で、結論。このビノス貝、ホンビノス貝とは似て非なる貝で、千葉県には、生息してないらしい。あ~、良かったよ。ホンビノス貝として紹介しないで。調べてみると、ホンビノス貝が北米原産なのに対して、ビノス貝は国内が原産地。ホッキ貝の産地で、混獲されることが多い、とのこと。なるほど、だから苫小牧なんだ。そのネット記事には、流通段階での混同が多く問題である、ともありましたよ。また、ホンビノス貝と違って、味に少しクセがあって、産地でも食べない人がいるんだとか。見た目では、貝殻の模様にホンビノス貝との違いがあるらしい。しまった~、アップで写真撮るんだった。何事も、先入観は危険ですな。

というわけで、本日の記事はここまで。お?弱いけど、日差しも出てきましたね。だけどまた、明日は雨らしい。洗濯物が片付かないと、ご機嫌斜めなモリ介嫁。地雷を踏まないように気をつける生活が続く、モリ介がお届けしました。また明日。