• 岩手県唯一の中央卸売市場水産部から、あれやこれやの情報・話題をお届けします!

こんにちは。モリ介です。今日もお送りしてまいります。よろしくお願いします。

今朝は薄い生地だけど長袖を着てきました。袖まくりはしてますがね。やっぱり、袖まくりの長袖と半袖では、全然違う。袖から入る外気で体の冷え方が違うんですよね。今さらモリ介が講釈することでもないか。

連立の協議が大詰めを迎えそうです。果たしてどのような結末が待ってるんでしょうかね。公明党は連立離脱もやむなし、の構えみたいですが、仮に下野したとして、今までの、政府・自民党に対する影響力が失せて、存在が他の野党の間で埋没してしまわないですかね。確かに、党の矜持を捨て大臣の椅子に連綿としている、みたいな言われ方をするくらいなら、と考える人も多そう。これも考え方。党の未来を左右する決断になるのは間違いないかと。ま、自民党側でも同じですがね。

すみません、モリ介だけかも、って話です。共感は得られないかな。それは駐車場での車の止め方、っていうか、その時の車の向き。たまに前向き駐車の指定がある場所もあるけど、ここ何年かで気が付いたことがあるんです。えと、なぜバックで車を止めなきゃないんでしょうか。法律で決まったんだっけ? 色々とみてみると、9割方、道路の方を向いて車が止まってますよね。出る時に出やすいし、安全も確認しやすいのはわかりますが。車の往来が激しい通り沿いなら分かるけど、量販店の駐車場なんかでは、入り口から入って来る車を何台も待たせて、何回も切り返しをしてるオバチャンなんかよく見ます。空いてるならどうでもいいけど、混んでるなら前向きに入ってさっさと買い物を済ます方が、自分も他人にも良くないスか。埋まってしまった駐車場なら、後ろを走るのは駐車場から出る車だけ。そんなに危ない事もないと思うんですが。でもやっぱりリスクは少しでも減らしたい、ってことでしょうか。あ~、でも通路の幅によっては、頭から、の方が難しかったりもするか~。ま、それぞれ気を付けて、気を遣って、車を止めるとしましょうかね。

モリ介家の駐車場の入口は、昼間は通りの往来が結構激しいので、バックで出る時はちょっと気を遣う。歩行者もいるし、駐車車両も止まってるし、信号のタイミングで飛ばしてくる車もたまにいる。ちょうど50メートル手前ぐらいで信号が青になるんですよ。どこかの信号とタイミングが合ってるんでしょうね。昔はバックで駐車場に入って、通りに車の正面を向けてたけど、今はあまりやってません。交差点の信号に近くて、駐車場の入口が信号待ちの車でふさがっていることも多いし、前からも後ろからも車が来ると、狭い通り、ハザードを出すのもはばかられる。頭からズドンの方が迷惑かけないし。出る時は、だいたい朝の3時台に車を出すのが日常なので、バックで通りに出てもそんなに危なくない。ライトの光で車が接近してるのもわかりますしね。もちろん日中はかなり注意しますよ。今は、モリ介嫁が脚の治療で車で出掛けるので、出やすいように、バックで入庫してますが、正直地味にめんどくさいです。周辺を一周することもしょっちゅう。お願いします、早く脚、直してくださいよ。

くだらない話が長尺になっちゃった。本題に入りましょう。やっぱりだけど、荷物は少な目。台風の影響でしょうかね。太平洋側はもちろん、西の方も魚が少ないそう。意外や意外、日本海側も海が荒れ模様で、出漁した船がすぐ戻ってきたなんて話も聞けましたよ。仕方がないけど、何かネタは無いものか。ウロついているとありました。でっかい魚。実はその前に、別の売場で同じ魚の取材を済ませてたんだけど、あまりの大きさに、こちらへ鞍替え。その姿がこちら。

見てわかりますかね、アンコウです。珍しく黄色の発泡スチロールに入れられて、って、ウソウソ。あまりに大きいんでしょうか。魚市場で使っているプラスチックのバットに入れられて、そのまま入荷したもの。宮古産の…、えーと重さは? なんと不明。お買い上げになった仲卸さんによれば、1尾単価での入荷だったらしい。つまり、キロ当たりいくら、ではなく1尾でのお値段、ということ。そうなれば重さは関係ない。10キロはおろか、20キロ近い魚体ではなかったでしょうかね。左下にいつもの20センチスケールをのせてます。だいたい、バットが80センチ×60センチで、それにびっしりですから、大きさがお判りいただけるかと。このアンコウ、実は仲卸さんの、そのまた先のお客さんがお買い上げになったもの。キズを付けないよう、慎重に氷をよけて写真を撮ったんだけど、その氷もまた多い。尾っぽの方ははだけきれませんでした。知る人ぞ知る市内の激旨居酒屋さんのご注文品だそうで、今日みたいな肌寒い日には、ピッタリのアンコウ料理がふるまわれるんでしょうね。く~、運がいいですな、居酒屋さんのお客さん。丸のままでの納品ですから、お店で解体もなさるのかと。ちょっとやそっとでは出来ませんよ、つるし切りなんて。モリ介なんて当然ムリ。鍋でも旨そうだし、肝にも期待できそう。モリ介ん家からはちょっと遠いんだよね、そのお店。近所だったら絶対に行ってるかも。直前に取材した、下北産のアンコウの写真も載せちゃいましょう。この魚で6.9キロもあるんですよ。

先の宮古産は、この魚の3倍以上あるように感じましたね。この下北産は腹が裂かれていて、肝の大きさがわかるようになってます。魚が少ない中で、お値段は結構お高めでしたね。宮古産は、あまりに大きいので、キロ単価にすると下北産ほどお高くはなかったようです。って、重量が判らないのでなんとなくの感じの話ですが。

さてと今日のネタ二つ目です。どうも来週後半まで、入荷が怪しそうなので、今朝の取材ネタは後にとっておくことにして、昨日の取材から。昨日載せそびれた、今シーズン、モリ介が初めて見た商材をご紹介します。もちろん昨日のうちに完売はしてるんですが。

北海道は噴火湾産の生のタラコです。1パックに500グラム入り。スケソウダラの方ですね。いわゆる普通にタラコ、と呼んでいるものになります。マダラのタラコは、昨シーズンも載せてますが、黒と茶色のまだら模様、というか、ちょっと見、グロテスクな感じのアレ、です。皆さんも塩タラコや明太子はお召し上がりになる機会も多いと思います。ナニ?色が違う?もっと赤い? そりゃそうでしょ。赤いのは赤く着色してるからですよ。色を付けないとこんな感じになります。たま~に無着色の塩タラコを置いているお店もありますよね。その商品はこんな色のはず。モリ介は生のものを調理したことは無いけど、生臭みを取るには、塩を振って一旦水洗いをして、酒とみりんを混ぜたものに漬け込むといいんだとか。その後は、鮮度が良ければ醤油漬けでもいいけど、生がちょっと、の向きには、煮付けかパスタ、あ、焼いても旨いでしょうね。冷凍の塩タラコと風味がどのくらい違うものなのか、一度試してはみたいけど、たぶんモリ介の舌と鼻では判別はムリかも。

さてとお時間が迫ってまいりました。今日のブログもここまで。休み前の取材も含めて、今週は取材ネタはまだストックがある。何とか来週の前半まで持ちこたえられないかな。ん?台風23号?は? 前の台風をなぞるように進むみたい。サンマ漁場も直撃っぽいので、来週も厳しいかも。どうしよう。何か冬商材とか年末商材を紹介しようかな。量販店やディスカウント店でいつでも見られる商材の掲載はあまり喜ばれないけど、生が無い、となればしょうがないでしょ。わざわざ冷凍庫から出してもらうのも大変なので、売場に並んでるサンプル的な商材を、スナップショット的に紹介するかもしれません。うん、これで言い訳ができたし。それでは皆さん、また明日、土曜日にお目にかかります。モリ介でした。